近年バリ島はノマドワーカーの集まる土地としても知られ、世界中からリモートワーカーが集まっています。
リモートワーカーにとって重要なのが、各土地のコワーキング事情ですよね。
ウブド中心地には現在HUBUD、Outpost、そしてOnion Collectiveというコワーキングがあります。
その中で私が最もおすすめなのがOnion Collective。
Onionは他コワーキングに比べ料金が格安で、比較的人も少なく静かで落ち着いた、アットホームな雰囲気が魅力。
バリのローカルや在住外国人も多いコワーキングスポットです。
今回はこのOnion Collectiveの料金や場所、詳細を解説します!
Onion Coはウブドのコワーキングで圧倒的に安い
まずOnion Coのコワーキング(正確には「Passin Lab」という名称です)は、ウブドの2大コワーキングHUBUD・Outpostと比べても一目瞭然の安さ。
ケタひとつ違うやん、、、、。
他の2点に比べ小ぢんまりとした(悪くいえばまあまあ質素)な作りではあるのですが、でもちゃんとスライダー付きのプールもシャワーもあるし、アットホームで手作り感溢れる感じが私は好きでしたね。
外観こんな感じ。
Outpostとかはもっとモダンな感じなんだけど、Onionはもっとバリらしい雰囲気ですね。
でも基本ネットも安定してるし、使い勝手には困らなかったかな。
ただ充実した設備が必要という方には、他のコワーキングのが合ってるのかもしれません。
ファミリー的なコミュニティがOnionの魅力
Onionはコワーキングスペース、レストラン、宿泊施設で成り立っている大きな家族のようなコミュニティ。
オーナーさんも地元の方で、バリニーズのフリーランスワーカーの子たちも利用しています。
地元密着型でローカルのコミュニティ支援のチャリティーイベントなども多く行っているのが特徴。
コロナ禍ではオーナーさんが困っている人々に食べ物を配達して回ったり、コミュニティのメンバーが医療用のフェイスシールドを3Dプリンターで作るボランティアなども行っていました。
そんな地元に根付いた温かいコミュニティも、Onionの特色です。
↑Onionの概要。
こんなふうに宿泊棟やコワーキング棟、レストランエリアなどが集まって小さな村のようになっています。
どの建物も手作り感のある愛に溢れたデザインで、本当にかわいい。

リビングルームのような作業スペースの一角。
2階にもデスク、ポッドキャストの録音などができるレコーディングルームやミーティングルームも。

ちょこちょこイベントなんかもやってる。
ラグジュアリーな雰囲気ではないんだけど家みたいなアットホームな空間で、プールやレストラン、十分な速さのWifiはあるのでスペックに問題はない気がしました。

出典:Onion Collective
私はフレンドリーで家族みたいなスタッフや犬猫がウロウロしてるゆる〜い雰囲気、夜にオープンマイクで地元のアーティストがライブしてたりと音楽が身近にあるところも好きで、ウブドのコワーキングはいつもここ一択!
Onionはここに集まる皆にとってホームでありクリエイティブ・ハブ。
たくさんの出会いやクリエイティブなアイデアが生まれたり、時にはただリラックスして充電する時間を与えてくれる場所なんです。
Onion Collective(Passion Lab)の行き方・利用方法
ちょっと分かりづらいのですが、Onion Collective(略してOnion Coと呼ばれる)は、レストランやコワーキング、宿泊施設を全部ひっくるめた施設名。
そのうちコワーキング部分に関しては「Passion Lab」という名称がついています。
ただ「coworking」と言えばスタッフさんには伝わるので大丈夫!
Onionに着くと、入り口部分はまずレストランになっています。
その奥のプールを通り過ぎて、突き当りがコワーキングの棟。
最初はレストランのウエイターさんに「コワーキングに行きたい」と言えば案内してくれますよ。
無人のときも結構あります、、、
Onionはスタッフと利用者の別け隔てのない、フレンドリーでユル〜い感じが魅力のひとつ。
ゆえにコワーキングのソファでスタッフが昼寝してるときもあるし、おもむろに受付に誰もいないことも結構あります。笑
まあそんな時はレストランの店員さんに聞くか、急ぎでなければそのまま利用しててもOK。
入り口にノートがあるので、そこに自分の名前と来た時間を書いておいてください!
スタッフさんが来たら、時間を伝えてお金を払ってね。
家族のような繋がりのあるチーム、仕事中もいつも皆楽しそうにキャッキャ話しててほんとキュートなんです。
毎日会うけど当初は無愛想ぽかったカフェスタッフの女の子が、ある日突然日本語で話しかけてきたこともあった。
実は日本が超好きで宮古島に行ったことあって、日本語練習したの…合ってる?
って聞かれた時は恋しそうになりました。笑
あんたシャイなだけだったんかーーーい!!
そんなキュートなチームメンバーもOnionの魅力です。
Passion Plannerが買えます
ちなみにOnionの創始者は、アメリカでPassion Plannerという80万人以上に愛される手帳を作った人!

元々私はPassion Plannerユーザーだったので、たまたま知らずに訪れたOnionのCEOがPassion Plannerの創始者と知ってびっくり。
Passion Plannerがどんなものかはサイトからチェックしてね。
・Passion Plannner
フリーランスに特に合っていると思うんだけど、日々の予定を時間ごとに細かくプランニングできるだけでなく、夢を叶えるための現実的なステップを細かくプランニングできるようなクリエイティブな手帳なんです。
Onionで販売もしているので、訪れたらこちらもぜひチェックしてみて。
2020年以降はCo-livingの時代?
Onionは観光からの収益が当分見込めなくなったコロナ禍の今、移住者やローカルに向けた”Co-living”としての再スタートにフォーカスしています。
単に場所を提供するのではなく、食事も込みの長期滞在施設として人々をサポートし「ファミリー」としての繋がりを強めていきたいとのこと。
皆で食事を共にしてクリエイティブなアイディアをシェアしながら暮らすウブドでのCo-living、すごく素敵なものになりそうですよね。
元々Onionはファミリー感の強いコミュニティで、訪れる人たち同士が家族にように繋がっている場所。
それがOnionのコンセプトでもあるのだけど、今回のことでその根本的なコンセプトに立ち返ろうとしているみたいです。
2020年9月現在まだバリに渡航はできないので現地には行けませんが、私の中にいつも帰る場所としてあるOnionのスピリットを胸に、クリエイティブにこの時代を生き抜く術を私も模索していきたいです。
次にウブドに戻れた際には、新しくなったOnionのレポができますように!